矛盾的自己同一

はずれたところからの雑感

翻訳を終えて

チャクラバルティの翻訳を終えた。訳者後書きでも書きましたが、チャクラバルティの論文からは多くを学ばせてもらったし、そもそも、気候とかnon-humanといったこととの関連で人間の条件を考え直すというアイデア自体がチャクラバルティのものなので、自分自身の著作自体、そこにかなりを負っている。だから、今回の翻訳は、チャクラバルティからの知的恩恵に対する、自分なりの恩返しというか、そういうことでもあります。本当は彼の主著(Climate of history in the planetary age)を訳すべきなのでしょうが、さすがに自分にはそんな余力も気力もないのでできません。

自分が何かを日本語に翻訳することはもうないでしょう。これからは日本語を英語にするとか、自分で英語で書くとか、そちらに専念します。